水の中から空を見る

ONE PIECEメインでWJ感想など。時々絵も描く。予告無くカエル画像なんか上げますのでご注意を。

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正体は娘のシュシュなんです。
フェイクファーの黒いの。

ところで今朝、へんてこな夢を見ました。
長い上にたいして面白くないのだけど、書き留めておこうかと思って。
夢の中で私は、記憶をなくした14歳くらいの男の子でした。
夜の堤防ぞいの道に軽ワゴン車を止めて、後部座席から海の方を見ていました。
運転席と助手席にさえない感じの青年二人。
もやしもんの先輩コンビみたいな。

「どうだ?なんか思い出したか?」
わからない。
けどここに呼ばれた気がする。
何かがここにいる気がするんだ。
暗闇に目を凝らしていると、堤防の突端から人が歩いてくるのが見えました。
近づくにつれ、それは中年の男性で、釣り人で、タバコをくわえた口の端で笑っていました。クーラーボックスが重そうだから、大漁なんでしょう。
通りすがりに目が合いましたが、それだけでした。
あの人じゃないんだ。
と思いましたが、そもそも誰を探しているのか、何をしに来ているのか自分でもわかっていないのでした。

落胆と気遣いが二人から伝わってきました。
おそらく縁もゆかりもない、記憶喪失のガキのためにこのお人良したちは力を貸して面倒を見ているらしいのです。
僕は身を乗り出してさらにあたりの様子を伺いました。
まだ不確かな予感で胸がどきどきしていたし、二人のためにもあきらめてはいけない気がして。

水音が聞こえて、右手を見ると小船が岸に着いたところでした。
黒い人影がロープを結わえ、大きな荷物を持ってこちらに来ます。
濡れたドライスーツを着たダイバーらしい、大柄な男性でした。
「なああんた」
助手席の青年がぼくを振り返りながら声をかけました。
「この子に見覚えねえかな?」
ダイバーは僕を一瞥しただけで、「さあな」と言いました。
「くたくたで頭動かねえよ。一日潜りっぱなしだったんだ」
だるそうに歩きながら続けました。
「二人も上げたんだぜ?
 はじめは背の高いおっさんで…」

火花がはじけた。

「コートが重くて…」

頭がかっと熱くなる。

「次は女で…」

それは

「イヤホンのコードが絡まっててよ」

ぼくの…

「この野郎っ!」
連れの二人のどちらかが、そう叫んでダイバーにつかみかかりました。
「そんなこと言うな!
 こいつに聞かせるな!」

ぼくは黒い海を見ながら「それはとうさんとかあさんだ」とつぶやきました。


という話でした。
ばちばちっと細い回線が通じていくみたいに記憶がよみがえる感覚と、まったく知らない人になっているのが新鮮でした。
記憶を取り戻す手ごたえと、両親の死を確信する喪失感と、他者の思いやりのありがたさ。
とても複雑な気持ちで目覚めた朝でした。
2009.02.17 23:00 | 日常 | トラックバック(-) | コメント(0) |












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